ボキオです。。
昨年コロナ後に、中途採用活動をしました、そして、自身も転職しました。
次のために、あっいや、転職を考えている方のために、最近の転職事情について、過去の転職経験も含めて、応募側の立場で纏めてみました。
１．転職エージェントへの登録
企業に直接応募する方法もありますが、情報収集を含めまずは転職エージェントへの登録です。
最初は、大手のリクルートやパソナなどへの登録が無難でしょう。
さらに、業種毎に強いエージェントがあります。私は管理部門系に強いMS-Japan経由で前回の転職時は内定をいただき、今回もいくつか案件を紹介していただきました。
各エージェントとその担当者は、能力や相性に差があるので、少なくとも３社程度への登録をお勧めします。
２．エージェントとの面談
エージェントの担当者へのきちんとした応対がスタートなります。
従来から、会社に訪問しての面談とリモート（ビデオ・電話）面談があります。
最近はコロナでリモート面談が増えていますが、可能ならゼロ次面接のつもりでエージェントを訪問して面談するのをお勧めします。
自分のこれまでの経験を話した上で、希望する業種や職種、希望年収などを共有します。
３．履歴書・職務経歴書の作成
私の場合、４年前に必死に作った履歴書と職務経歴書を加工したので、今回は楽に作ることができました。
一度書いた履歴書と職務経歴書を保存しておくのは当然ですが、年一回とか定期的に見直すと、自分の足りないスキルに気づいたり、急に転職活動をせざるを得なくなったときに役立ったりします。
あと注意点として、自分の履歴書と職務経歴書を名前を伏せて企業に公開できる仕組みを各エージェントが勧めてきますが、現職のグループ企業などに見られる可能性があるので、公開するかはよく考えてください。
４．応募
エージェントは少しでも可能性があると思った案件をどんどん紹介してきます。（ここで自分は市場価値があるなどと勘違いしないでください。）
少しでも興味があれば応募して、反応を見ましょう。
特に転職の面接経験が少ない場合、面接の場数を踏むことは非常に重要です。
なお、書類審査通過後に面接を辞退することは可能です。（その企業とのご縁はここまでですが。。）
５．一次面接
コロナ後はリモート面接が増えています。
私はリモートとリアルでそれぞれ応募側と採用側の面接をしましたが、どちらの立場でも、事務所で直接会ってお互いのスキルや人柄を確認するのがベターかと思いました。
「これまで何をしてきたか」「これから何をしたいか」「転職理由」「希望年収」といった内容は必ず聞かれるのでしっかり準備しましょう。（面接については別の機会に詳しく話したいと思います。）
面接での服装はいつの時代も重要です。服装については下記リンクの過去ブログ【BK029】で語っているので参考にしてください。
６．筆記試験、適性検査
転職活動することを決めたら、SPI（総合適性検査）の問題集を買って準備を初めてください。自宅のPCで試験を受けるケースも増えています。
最近は、書類審査を通っても、性格検査で落ちるケースが 増えている気がします。
以前採用側の時、いいなと思った応募者が続けて性格検査に落ちました。人事に、この性格検査の適性を検査しているのかという水掛け論をしたことがあります。
性格検査については判定方法が未だに判らないのですが、自分の欠点を無理に調整せずに正直に答えたほうがいい気がします。
７．二次面接
一次面接者が自分の上司となる人が多いなら、二次面接者はその上司（一次面接が部長なら担当役員）になる場合が多いです。
スキル面は一次面接で確認済みなので、二次面接では人柄や会社との相性を中心に見られます。
二次面接でもリモート面接が増えていますが、訪問の面接よりもリラックスできる反面、態度が大きくならないよう注意してください。（私は一度やらかしました。。）
ちなみに私の経験では、面接後のお見送りで、役員の方が深々とお辞儀をした時は、まさに見送りとなる確率が高いです（笑）
８．内定
晴れて内定をいただいたあと、応諾するかを一週間程度内に決める必要があります。
他社の面接の進捗や、今の会社に残るべきかなど、各人それぞれ事情があるでしょうから慎重に決めてください。
またこの時期は、信頼できる転職エージェントが転職先との間にいると安心します。
私は子供の頃から何度も観た、TBS金曜ドラマ「不揃いの林檎たち」の時任三郎さん演ずる岩田健一の内定取消しがあまりに衝撃的だったので、今でも内定→取消というネガティブ思考が脳裏に刷り込まれています。
なお、一旦内定を応諾した後の辞退は、後々の転職活動にも影響する可能性もあるので、極力避けるようにしてください、
また、内定に協力いただいエージェントへのお礼はもちろん、他のエージェントへの報告とお礼もお忘れなく。
９．現職への退職の意思表示と引継ぎ
平成の前半ころまでは、上司に転職話しを持ち出したものなら、社会人としてどうなんだとか、バカな考えはよせ、とか説教されたものです。
まさに事務所総出で引き留めにかかるケースを、私も何度か目の当たりにしました。（私の場合はそんなことありませんでしたが。。）
どんな事情で辞めるにせよ、お世話になった会社であり、今後何らかの関係を持つかもしれないので、有給消化を優先せずに可能な限り引継ぎに尽力しましょう。
いかがでしたか。今回は転職の全体の流れの説明になってしまったので、別の機会に面接などに特化して語りたいと思います。
以上、最近の転職事情を語るつもりが、想い出話しになってしまったボキオでした。。
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