ボキオです。。
証券外務員一種で試験範囲に加わるデリバティブ取引の中で、オプション取引とその組み合わせによる損益計算が最も難解な問題の一つとなります。
コール・オプションとプット・オプションの組み合わせでストラドルとストラングルというカタカナが登場しますが、元の意味が気になったので調べてみました。
1.ストラドル (straddle)
・ジーニアス英和:(両足を広げて)<馬・自転車・いす・溝など>にまたがる
・LONGMAN:to sit or stand with your legs on either side of someone or something
・中国語(簡体字)[発音]:跨(跨)[kua4]
2.ストラングル (strangle)
・ジーニアス英和:(手・ひもなどで)…を絞め殺す
・LONGMAN: to kill someone by pressing their throat with your hands, a rope etc
・中国語(簡体字)[発音]:絞殺(绞杀)[jiao3sha1]
最初のグラフはストラドルの買いの損益曲線で、両脚で跨ぐイメージですね。ちなみにストラドルの売りになると上下反転するのでより跨ぐイメージに近くなります。
二番目のグラフはストラングルの買いの損益曲線で、絞殺のためのロープのイメージということで、ブラック・ジョーク感満載です。
ストラドルの買いもストラングルの買いも、プットの買いとコールの買いの組み合わせの合成曲線です。違いは、ストラドルの買いの権利行使価格が同一なのに対して、ストラングルの買いは異なる点です。両者とも市場価格が上下どちらかに大きく変動すると予想する場合の戦略ですが、ストラドルの買いの方が損益分岐点が小さく(狭く)なる一方でコスト(プレミアム)は高くなります。。
詳しく知りたい方はネットで調べてみてください(笑)
こういう一見意味不明なカタカナや英文字の略語が出てきた場合、やみくもに暗記するより、元の意味を調べた方が記憶に定着します。
以上、いつも気がつくと語学の勉強になっているボキオでした。。
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