前回の記事では、SPI総合適性検査の概要と、自宅で受験するWEBテスティングの受験感想を報告しました。
今回は、テストセンターでの受験も経験しましたので、その感想等を報告します。
1.テストセンター受験とは
・企業が指定した専用会場で、パソコンで受けるSPI試験です。
・性格試験は自宅等で、能力検査(言語+非言語)は会場での受験となります。
・試験結果は1年以内であれば他の企業にも使えるようですが、点数が判らないので、よほど自信がある場合以外は再度受験した方が無難だと思います。
2.試験の流れ
(1)企業からの受験の案内
・通常一次面接の前後に行われます。
・企業からのメールに従って、企業が指定した期間内の希望日時を仮予約します。
・会場によるかもしれませんが、休日に受けることも可能です。
(2)自宅での性格検査(約30分)
・私の場合、仮予約した日の翌日午前3時までに受けないと仮予約が取り消されるとの案内がありました。
・性格検査の内容は、前回受けたWEBテスティングとほぼ同じでした。
・性格検査の注意点については、上述の、前回の記事を参考にしてください。
(3)専用会場での能力検査(言語+非言語で約35分)
問題内容を口外することは厳禁と言われていますので、問題傾向などを詳しく知りたい方は、上記写真の書籍等を参考にしてください。
・指定された席にはパソコンと、シャープペンシル(3本)とA4用紙(2枚)が用意されていました。
・電卓は使えないので、筆算ができるようにしておくことが必須です。
・言語(国語)は、単語の別の意味を選ぶ問題と、長文の正しい内容を(全て)選ぶ問題、文章の並べ変え問題などが中心でした。
・非言語(算数)は、計算問題と推論がほとんどでした。
(推論とは、与えられた条件から順番や内訳を推論する問題です。例えば、K〜Nの5人が横一列に並んだ椅子に座っていて、(1)Lは一番端、(2)NとKは隣り合っていた、(3)JとMは隣り合っていなかった、、この場合、JとNは隣り合っていたか、といった問題です。)
3.まとめ
・前回のWEBテスティング報告の繰り返しとなりますが、通常は決して高得点を取る必要はないものの、足切りのリスクを考えると事前準備は必須です。
・特に非言語(算数)は、問題自体はそれほど難しく無い故に、事前準備をするかしないかで点数に大きく差が出ると思います。
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