資格男ボキオの部屋

「歌をメインに外国語をまなブログ」のサブチャンネルです。資格や経済について語ります。

【BK059】海外リート・インデックスファンドと訣別した理由を説明します。

 

 最近は、フランス語検定試験や日本語教育能力検定試験のネタをメインブログにあげているため、こちらのブログの更新は久しぶりとなってしまいました。

 また、本日のネタも直接資格試験には関係ありませんが、証券外務員やファイナンシャル・プランナーなどの資格と無理やりこじつけて説明します。

 

 さて、分散投資のひとつとして、リート(ファンド)は株式や債権、商品に並ぶメニューとして存在しています。

 海外リート・ファンドは、先進国を中心に、間接的ではありますが海外の不動産に手軽に投資できる点で魅力的です。

 

 私も分散投資の一環として、ピーク時には企業型DCを含むリスク資産全体の1/4程度を海外リート・ファンドに割り当てていました。

 

 しかしここ数年、海外リート・ファンドが本当に分散投資として機能しているのかモヤモヤしていたのですが、ここ3年の値動きを見て別れを決意することができました。

 

 上のグラフは、NISSAY確定拠出年金インターネットの、海外(先進国)株式・インデックスと海外(先進国)リート・インデックスの過去3年間の価格推移です。(2019年8月を100、税引前分配金を再投資したとみなして算出)

 

 最大のポイントは、2020 年3月前後にコロナの影響で価格が暴落した際、リートの下落率が株式よりも大きいことです。

 さらにその後のリートの価格推移は、株式につられて見事にミドルリターンを演じています。

 これではハイリスク・ミドルリターンでは、、

 

 上記グラフの推移から私のモヤモヤは取り除かれ、先月までに、海外リートは全て海外株式インデックスと現金に振り分けられました。

 

 ちなみにこちらの信託報酬ですが、海外(先進国)株式・インデックスが 0.154%、

海外(先進国)リート・インデックスが 0.297% です。

 この信託報酬の差もグラフに織り込まれているわけですが、長期では効いてきますね。

 

 もちろん、お約束ですが、今後海外リート・インデックスが爆上げする可能性がないわけではないので、投資は自己責任でお願いします。

 

 というわけで、

 さようなら、海外リート・インデックスファンド

 今まで、いい夢を見せてくれてありがとう。。