資格男ボキオの部屋

「歌をメインに外国語をまなブログ」のサブチャンネルです。資格や経済について語ります。

【BK061】海外株式インデックス・ファンドの一部を為替ヘッジありに変更します

 

 私は、企業型DCを2008年後半(リーマンショックの頃)から始めたのですが、海外(先進国)株式インデックス(為替ヘッジなし)を中心に運用してきました。

 他に、海外リートファンドと新興国株式インデックスも保有していましたが、既に売却したことは過去ブログで報告した通りです。

 

 上のグラフは、NISSAY確定拠出年金インターネットの、海外(先進国)株式インデックスの、為替ヘッジなしとありの過去3年間の価格推移です。(2019年9月を100、税引前分配金を再投資したとみなして算出)

 

 2021年初頭頃から(対米ドルを中心に)円安が進み、為替ヘッジあり(赤線)となし(青線)の乖離が始まりました。

 さらに2022年初頭頃からは、為替ヘッジあり(=現地通貨建て指数)の下落が始まったにも関わらず、為替ヘッジなしの指数は更なる円安により上昇を続けました。

 

 私は、今の円安は行き過ぎであり、いずれ円高に揺り戻すのではと考えているので、海外(先進国)株式インデックス(為替ヘッジなし)の一部を為替ヘッジありにスイッチングすることにしました。

 とはいえ、いつどのくらい円高に戻るかは知りようがないので、半数程度をスイッチングすることに決めました。

 

 ちなみにこちらの信託報酬ですが、海外(先進国)株式・インデックス(為替ヘッジなし)が 0.154%、同為替ヘッジありが0.176%と差はわずかです。

 

 また、DC以外で為替ヘッジありのインデックスファンドでは、東証ETFの『NEXT FUNDS外国株 MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)』【2514】があります。

 同為替ヘッジなし【2513】との比較は以下の通りで、上記DCの推移とほぼ一致しています。

 

 ただし注意しなければいけないのは、ヘッジコストが為替ヘッジあり商品の価格に織り込まれている点です。

 ある程度の円高に戻ったら為替ヘッジなしに戻した方が無難なようです。

 

 というわけで、しばらくは株価と為替、そして金利の変動が不透明な状況が続きそうですが、どう動いても自分が納得できるポートフォリオにしておこうと思います。