ボキオです。。
大塚商会<4768>が2月1日に、2020年12月期の決算短信を発表しました。
期末決算なのに早い発表です!
https://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/ir/media/202102qtr4.pdf
(連結) 前期 当期(前期比)
売上高: 886,536百万円 836,323百万円(▲50,213百万円/▲5.7%)
営業利益: 62,192百万円 56,309百万円(▲5,883百万円/▲9.5%)
テレワークの利用拡大によるIT需要が増加した一方で、一部のオフィスサプライ商品や複写機の保守サービスの減少があり、わずかながら減収減益でした。
このご時世で、まずまずの成績でしょうか。
さて、連結営業利益と併せて確認したいのが、現金等の増減を表す連結キャッシュ・フロー計算書(P13)です。
特に営業活動によるキャッシュ・フローの小計は、キャッシュベースの営業利益といえる数値です。
営業活動によるキャッシュ・フロー
前期 当期(前期比)
小計: 65,093百万円 53,666百万円(▲11,427百万円/▲17.6%)
営業利益に比べて減少幅が大きくなっています。
内訳を見ると、たな卸資産の増減が▲9,651百万円となっており、前年比で在庫が増えたことが判りました。(キャッシュフロー上では資産の増加はキャッシュの減少要因となるので増減が逆の表記となります。)
確認のために連結貸借対照表(P7)を見ると、流動資産の商品、仕掛品、原材料及び貯蔵品の合計が、前年比でちょうど9,651百万円増えました。
在庫を計画的に増やしたのか、予定外に増えたのかは判りませんが、利益水準から問題ない程度の増加だと思います。
昨今の会計基準では売上と利益の見積もり要素が増えてきているので、損益計算書の利益と併せてキャッシュベース相当の利益を確認すると、より深い分析が可能となります。
以上、テレワークをしていると無性にギターが弾きたくなるボキオでした。。
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