ボキオです。。
多くの経理部員は、日商簿記2級に合格すると、それ以上の資格取得を辞めてしまいます。
理由のひとつは、日商簿記1級と2級の難易度に大きな開きがあることです。合格率は年によりばらつきはありますが、ざっくり2級が約25%に対して1級が約10%です。
【BK016】の記事で、これからの経理マンに必要なスキルについて書きましたが、今回はコース別にお勧めの資格を取り上げていきたいと思います。
1.日本の経理・会計を極めていくコース
日商簿記1級から、税理士もしくは公認会計士を目指す、王道ゆえに地道な努力が必要なコースです。(そういう私も日商簿記2級で止まったままです。。)
そこでまずお勧めなのが、全国経理教育教会の全経上級です。合格率が約20%と日商簿記1級よりも受かりやすいにも関わらず、日商簿記1級同様に税理士の受験資格が得られます。
上級の下が1級で、私も取得しましたが、日商簿記2級と同じくらいの難易度です。(科目合格制度があるのでむしろ受かりやすいかも。)
日商簿記2級を取得してから時間が経っている人には、全経1級で肩慣らしするのがお勧めです。
2.国際会計派コース
私はどちらかというとこのコースでして、もう10年以上前になりますがUS.CPA(米国公認会計士)に合格しています。
当時は米国でしか受験できませんでしたが、最近は日本で受験できるので挑戦しやすくなっています。
US.CPAはハードルが高いと思っている方には、商工会議所のBATIC(国際会計検定)がお勧めですが、知名度が今ひとつなのが残念です。
今後も経理一本のスキルでいくか迷っている人には、FP技能検定(1〜3級)もしくはAFP/CFPといったファイナンス系の資格で知識に幅を広げるのがお勧めです。
私は2級FP技能士を取得後にAFP登録をしたことがありますが、登録が更新切れとなり今に至っています。
経理部員がさらなるステップとしてこのコースを選ぶなら、CFP資格認定を目指したいところです。
以上、資格勉強コースかブログ・コースかで迷っているボキオでした。。